2020/01/17 17:01

ニーハオ!店長の黒田です。


前回のブログで店舗開設の想いをお話しさせて頂きましたが、今回は、前回の記事でも触れた中国食品の安全性についてお話ししたいと思います。

いきなりですが、中国の食品ってイメージ悪いですよね。
2007年の段ボール肉まん事件、2008年のメラミン入り粉ミルク事件は日本でもニュースになりましたが、決定的だったのは2008年の毒入り餃子事件でしょう。

10年以上経った今でも、この事件によって中国食品に対する日本人の不信感は続いてると思います。
でもこの10年で中国も食品の安全に対する意識はだいぶ変わりました。

これだけ外国製品が簡単に買える時代、海外に行く中国人も増え、中国人自身の安全に対する意識も先進国並みに高まってきています。
関連の規制も強化され、今は相当厳しい検査が行われるようになり、食品添加物の表示などは日本以上に細かい表示が義務付けられています。

日本人でも中国人でも安全な物を食べたいという思いは共通ですから、以前日本でも超一流企業だった雪印が食中毒事件で無くなってしまったように、中国でも安全を軽視する企業はどんどん淘汰されています。

もちろん今でも中国では偽物が多かったり、衛生管理がずさんな工場はまだまだあるので、全てが安全とは言うつもりはありませんが、以前よりも中国食品が相当安全になってきていることは事実です。


ここでひとつのデータをご紹介したいと思います。



これは日本が海外から食品を輸入する際の検査で、どこの国から輸出された食品が違反していたかを示したデータです。
これを見ると、違反件数自体は中国がトップですが、中国からの輸入食品は母数も大きいので、違反率で見るとむしろ割合としては下から2番目ということがわかります。
(ご興味のある方は文春のこちらの記事に詳細があります。)

全体の規模が大きいので中国食品は何かと叩かれる対象になりやすいですが、過激なニュースに振り回されすぎず、消費者が各自で冷静に判断出来るようになればいいですね。

当店で取り扱う商品は、中国の日系企業や大手企業が生産した、厳しい基準で管理された安全な加工食品だけですので、安心してお買い求めください^^

今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は中華の味の秘密について書いてみたいと思います!